どうも〜たきゃはしです。
みなさん Laravel 使ってますか〜? Laravel はバージョン 5.1 からLTS(Long Term Support) が宣言され 今後利用シーンが増えていくと予想されるPHPフレームワークです。
ドン! 「Laravelエキスパート養成読本」
表紙に「モダンな開発を実現する...」というフレーズもあり どんな内容かと思い読んでみました。
本書より得られるものは?
本書でフォーカスされているのは Laravel 4 です。 しかし Laravel を理解するためのキーワードとして挙げられている
- IoCコンテナ
- ファサード
- サービスプロバイダ
- Eloquent
これらは Laravel 5 にも存在しますので開発のエッセンスとして十分に恩恵を受けられるようになっています。
むしろ L5 から利便性が向上した IoCコンテナやサービスプロバイダの利用は確実に増えるため それぞれの機能がどういう役割を担っているかはキチンと把握しておく必要があります。 またコンストラクタインジェクションやコンテキストバインディングといったL5の新機能についても 触れられており 3章 については必読です。
4章はL5の新機能について触れられています。 スケジュールやミドルウェア、フォームリクエストといった5系使うなら必要だよね〜といった機能についても コード付き(ここが高価値)で解説されていて素晴らしい!執筆されている時期的に情報が少なかったはずなのに全然5系もサポートされてる!と思いました。笑
またラストにREST APIアプリを作ってみたりMVCモデルの基礎について解説されていたりと PHPフレームワーク入門としてのLaravelにも良さそうです。(アプリ実践は実際にはやってません...><)
あえて最後に持ってきましたが、個人的に一番面白かったのは1章でした。 内容はLaravel史、著者のとてつもない愛を感じましたね。笑
本書は L4 を使ったことがあるけど「あんまLaravelのこと分かってやれてないなぁ...」という人に最適かと思います。 価格も2,000円くらいなので Laravel を理解するためのキーワード について不安な人はここらでちゃちゃっと覚えてみてはいかがでしょうか?
追記
脆弱性が含まれるコードが見つかったそうです。ご注意ください。 「Laravelエキスパート養成読本」の内容に含まれる脆弱性について